ジンバブエ分家頁 ハラレのマダム日記



 

その6…“マダム日記”の危機

'93年10月31日(水)晴天

 今日は、いよいよ待ちに待った引っ越しの日。23日間もお世話になった ホテルを後にする。フロントのホテルマン、ウーマンに礼を言う。部屋番号 を言わなくても、「ミセス・アヅマ!」と言って部屋の鍵を渡してくれた人。 レンタカーを借りた時、あちこちのレンタル会社に電話してくれた人。 週末には、部屋にお花を持て来てくれた人。みなさん、さようなら!でも、 あのハウスキーパーの彼には挨拶をしなかった。私の方がきっと寂しくなるから…。仲間のハウスキーパーに伝えてもらうことにした。

 EWEの秘書のムニョニャラさんが探してくれたわが家は、繁華街にあるホテルからタクシーで10分の街外れにあった。インド人が多く住む静かな住宅街で、昨日までは、ベルギー人のお医者さん一家が住んでいた。親子3人では広すぎるからと、近くに引っ越したらしい。

 門を入ると、2台分のガレージがあった。庭には、きれいな花がいっぱい咲いている。玄関を入ると、応接間があって、12人分のソファーセットが置かれていた。そこから庭のプールにも行ける。食堂には、6人が座れるテーブルと椅子があって、台所には、使いやすそうなオーブンもある。廊下に沿って、長細い部屋が続いている。廊下の向こうには、寝室が3つと、バスルームとトイレが2つづつ作られている。裏には、メイドが住むための小屋も立っている。畑もあって、トマト・人参・ねぎ・玉ねぎがちょうど食べごろだ。ハパイヤの樹が2本と、マンゴーの樹が1本あって、毎年たくさんの実をつけるらしい。

 所長宅に比べたら、家も庭も狭い。でも私たち2人にはちょうど良い広さだ。 私はいっぺんに気に入ってしまった。こんな素敵な所がわが家なんて…。 EWEと結婚して本当に良かった!と思ってしまった現金な私。EWEは、 長細い部屋を自分の書斎に決めたらしい。机を買って、パソコンを置いて、 ここから日本へアクセスするのだ!と、張り切っていた。

ところが、問題が起きた。EWEが言うにはプラグの形状の違いや10pps ダイアルパルスの問題はクリアしたが、ノイズが多くてニフティとEWEのダ イナブックが互いに認識できないでいる。「旧式のアナログ交換機がディジタル になるまでだめだ!」とがっくりしている。この日記も、直接アップできないのだ。

House Entrance

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